苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

セレナC24前期型の修理メモ

 私が昨年秋に手に入れたセレナC24前期型は、走行距離7万キロ程度で調子よく走っていました。前の使用者がきれいに使ってくださっていたので、ラッキーでした。ところが、ある日突然、アクセルペダルは一定であるのに、走行中エンジンの回転数がフワフワと不安定になり、センサーランプをかねたスポーツランプが灯りました。
 ネットで調べてみると、セレナのCVTという特殊なチェーンを使った変速機が問題であることがわかりました。重症のばあいは、走行中にギュイーンと回転数が上がって、ヒューンと下がって時速10キロしか出なくなる。あるいは、CVTのチェーンが切れてしまってまったく走らなくなるという現象に見舞われるそうです。そうなると本体交換30万円超。これでは車の値段より高くなってしまいます。
 しかし、さいわい私のばあいはそこまでではなく、つながりの悪い感じと回転数が不安定だというのが症状でした。ですが、上に書いたような症状が高速道路で起きたら、と思うと怖い。
 それで、修理。メーカーのHPに、6万キロでCVTオイル交換を勧めているのを見つけたので、まずオイル交換してもらいました。このオイル交換はエンジンオイルの場合とちがって、必ずディーラー工場ですべしとのことでした。
 でも、オイル交換してもなお不安定さは変わりません。そこで、CVT本体でなく、二つのセンサーが問題である場合が多いという情報を得ました。たしかに、センサーが狂っているなあという印象の症状でしたので、CVTの回転を感知するセンサー(プライマリ、セカンダリ)を交換してくれるように工場に頼みました。
 その後、しばらく走り回っていますが問題ありません。完治しました。感謝。
 ちなみにCVT脆弱性があるのはC24前期型までだそうで、それより新しいのは問題ないそうです。CVTはもともと軽自動車用に開発された無段階変速機なのですが、それを普通車に載せたので開発途上的な、つまり未完成の技術であったとのことです。