今朝の小海線です。ラッセルが入りました。氷点下十五度を下る寒気のなかで徹夜作業をして通されました。ラッセル車を通せば簡単じゃないと思われる向きもあるかもしれませんが、そんな簡単なことではありません。昨日、海尻、海ノ口の間までラッセル車が来ていましたが、狭い谷合で立ち往生していました。崖からの雪崩が線路を背丈よりもはるかに高くふさいでいるのです。これを保線夫のおじさんたちが重機と手作業でよけて、それからまたラッセル車が走り出すのです。
オリンピックの選手たちも立派ですが、誰も知らぬところで社会を支えている保線作業のみなさんにも頭が下がります。
