苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

上からの知恵、悪霊からの知恵を識別する

3:13 あなたがたのうちで、知恵のある、賢い人はだれでしょうか。その人は、その知恵にふさわしい柔和な行いを、良い生き方によって示しなさい。
3:14 しかし、もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります。
3:15 そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。
3:16 ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行いがあるからです。
3:17 しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。
3:18 義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。(ヤコブ3章14節から16節)


 教会の歩みを振り返ると、ときどきにせ預言者が現われて教会を惑わしてきた。肝心なことは、その人の知恵が上からつまり神からの知恵なのか、地からつまり悪霊に属する知恵なのかを識別することである。
 では、神からの知恵なのか、悪霊に属する知恵であるかはどのように識別されるのか。そのことばが、いかに賢そうで、かっこよく聞こえたとしても、それだけで信じてはいけない。
 上からの知恵の特徴は、「純真・平和・温順、あわれみ・良い実、えこひいきがなく、見せかけがなく」、「義の実」を結んでいることである。
 悪霊に属する知恵の特徴は、「ねたみ、敵対心、秩序の乱れ、邪悪な行い」である。