苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ソロモン(2)  超大食漢

4:22 ソロモンの一日分の食糧は、小麦粉三十コル、大麦粉六十コル。 4:23 それに、肥えた牛十頭、放牧の牛二十頭、羊百頭。そのほか、雄鹿、かもしか、のろじかと、肥えた鳥であった。(1列王記4:22,23)


 史上最大の大食漢はソロモンだったんですね。ちなみに、1コルは230リットル。牛を毎日三十頭、羊百頭っていうのは、超肉食男子。肥えた霜降り牛と、放牧の赤身牛と区別しているのは、さすがグルメですね。
 「これは宮廷での消費量を意味するのであって、彼ひとりが食べたものではない」といえば、それはあたりまえ。このあたりのソロモンにかんする記述は、「白髪三千丈」っぽいですから、たのしく驚きながら読んだほうがよいように思います。
 ちなみに、三千丈は9キロメートルだそうです。ソロモンも李白にはかなわない?