苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

友邦になぜ原発を売るのか?


 トルコと日本のゆかりにかんする感動的な映像ですから、ごらんください。トルコと日本は歴史的に特別な絆で結ばれてきました。そのトルコもまた地震国です。それなのに、わが国のトップは原発などをなぜ売りつけに行ったのでしょうか? これでは死の商人ではないですか。
 トルコも、なぜ原発など欲しがるのでしょう? ウランなど石油の数分の一の埋蔵量しかなく将来性もなく、いったん破綻すれば自国を滅ぼすだけであり、幸い破綻しなくても放射性廃棄物問題に苦しむことになるのは必至なのに。やはりかの国の権力者も、わが国と同じように核兵器への渇望をもっているのでしょう。また、あちらにも莫大な利権がからむ「原子力村」が出来つつあるのでしょうか。
 あのトップセールスマンは、日本の原発は耐震技術にすぐれているかのような宣伝をぬけぬけとしていますが、実際には、日本の原発はことごとく震度6以上で破壊されていますし、実際に、過酷な事故が起こったら有効な対処ができないままであり、今後の見通しも立たないでいるのですから、看板に偽りありです。