2:14 食事のとき、ボアズは彼女ルツに言った。「ここに来て、このパンを食べ、あなたのパン切れを酢に浸しなさい。」彼女が刈る者たちのそばにすわったので、彼は炒り麦を彼女に取ってやった。彼女はそれを食べ、十分食べて、余りを残しておいた。
2:18 彼女ルツはそれを持って町に行き、しゅうとめにその拾い集めたのを見せ、また、先に十分食べてから残しておいたのを取り出して、彼女に与えた。
ルツ記2:14,18
日本風のお涙頂戴物語であれば、ルツは自分が食べるのをがまんしてたくさん残しておいたのを姑ナオミに与えたというふうに書くところだろうが、聖書はルツは十分食べて、あまりを残しておいたのを姑に与えたと書かれている。こういうところ、しっかり働き、しっかり食べるルツが健康的で元気でいいなあと思うと同時に、神の恵みを他の人にわかつための原則が教えられているように思う。
神の恵みを腹いっぱい味わってこそ、私たちは他の人たちにこれをわかつことが出来る。遠慮はいらない、神の恵みを飽きるほど味わいなさい。そうしたら、それはあふれでて周囲の人たちを潤すことになる、ということ。