苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

いいなあ、神の最高傑作

 数ある作品のなかで、神様がこれこそ第一の獣と自慢なさっているのはカバくん。
 ペットにしている人もいるんですねえ。ジェシカという女の子で、自分でドアを開けて、「ママ、ごはん足りないよ」って。毛布をかけられて、ワンちゃんと添い寝する姿もいいなあ。餌代はたいへんでしょうが。
 でも、野生のカバはおっかないそうです。近づいてはいけません。ペットも、突然、気が変わることもあるとか。そういえば、創世記は最初から、野獣と家畜を区別していますね。

さあ、河馬を見よ。
これはあなたと並べてわたしが造ったもの、
牛のように草を食らう。
見よ。その力は腰にあり、
その強さは腹の筋にある。
尾は杉の木のように垂れ、
ももの筋はからみ合っている。
骨は青銅の管、
肋骨は鉄の棒のようだ。
これは神が造られた第一の獣、
これを造られた方が、
ご自分の剣でこれに近づく。
山々は、これのために産物をもたらし、
野の獣もみな、そこで戯れる。
彼ははすの下、
あるいは、葦の茂みや沼に横たわる。
はすはその陰で、これをおおい、
川の柳はこれを囲む。
たとい川があふれても、それはあわてない。
その口にヨルダン川が注ぎ込んでも、動じない。
だれがその目をつかんでこれを捕らええようか。
だれがわなにかけて、
その鼻を突き通すことができようか。
           ヨブ記40:15-24