苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

町のあかりと栗拾い

 夕方、家内といっしょに犬のロダの散歩。久しぶりに、土村(どむら)公園という丘に登ってきました。てっぺんの東屋に腰を下ろして見渡すと、ポツリポツリと町のあかりがともり始めていました。
♪ そばに 誰かいないと しずみそうなこの胸
  まるで潮が引いたあとの 暗い海のように
  ふれる肩のぬくもり 感じながら話を
  ・・・・
  街のあかり ちらちら あれはなにをささやく♪
  
 ここまでは、ちょっとロマンチックだったんですが、山を下りはじめたら、山栗がたくさん実を落としているではありませんか。拾い始めたら止まらなくなり、「もうやめよう」「もう帰らなくちゃ」とか言いながら、「ほれ、あそこにもあるぞよ」「ありゃここにもあるわい」とか言って、やめることができず、とうとう日がとっぷり暮れてしまいました。
 欲張り爺さんと欲張りばあさんは、栗をたくさん抱えて足元が見えなくなって、おそるおそる階段を下りて、ほくほく顔でおうちに帰ったとさ。