苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

経産省が日本海側のメタンハイドレート調査を妨害?

枝野経済産業省大臣への意見書です。


 日本海側のメタンハイドレート調査・採掘を経産省が妨害しようとしています。大臣が妨害を止めてください。これは、日本の命運のかかったことです。青山繁春氏のビデオをごらんください。
 概要は次の通りです。
 

今年、6月4日から8日、日本海兵庫県沖および佐渡島南西30キロの水深1000メートルで、独立総合研究所が、地方自治体の協力を得てメタンハイドレートの調査をし、その結果、両海域で大量の固形化したメタンハイドレートを発見し、発表しました。一般国民と進藤よしたか国会議員も同行しました。メタンハイドレートは高さ平均650メートルほどの柱状になっているということです。

 ところが、その発表直後、経済産業省は同海域で旧来型石油と従来型天然ガスを発見したので調査にはいるという発表をし、来春から掘削を始め2017年に商業化を目指すというのです。経産省は2003年に佐渡島南西沖の調査で少量の石油と旧来型天然ガスを発見したが、最近、改めて調査したところ大量の油田・ガス田が見つかったと説明しています。

 しかし、実は、2003年の佐渡島南西沖の調査には、独立総合研究所の青山千春博士が同行して、その際、利用可能な様態で存在するメタンハイドレートをすでに発見しているのです。ですが、経産省はそれまでに莫大な資金を投じて太平洋側でのメタンハンドレートの調査をしてきて、その様態が実用化には技術上・コスト上の課題があって困っていました。経産省は2018年に太平洋側のメタンハイドレートの商業化をめどにしているので、日本海側のすぐにも商業化可能なメタンハイドレート発見を隠蔽しておきたいのです。だから、今回の発表でも、経産省佐渡島南西沖にメタンハイドレートが発見されていることにはひとことも触れていません。
以上が、青山繁春氏のおっしゃることです。

 現在、電力会社は天然ガス発電のために大量の天然ガスを海外から輸入しており、そのコスト高のために脱原発はできないといいます。しかし、日本海からメタンハイドレートが採れるならば、きわめて低コストで発電が可能となります。
 どうぞ、大臣のお力で、日本海側のメタンハイドレート商業化を急いでください。枝野大臣の決断には、わが国の命運がかかっています。

☆枝野さんへの意見書はここへどうぞ。
http://www.edano.gr.jp/inquiry/inquiry.html

メタンハイドレートについて
「日本は資源大国」
http://d.hatena.ne.jp/koumichristchurch/20120525/p1