苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

男の更年期、健康四点セット


男もからだが変化する時期になると、次のような症状に悩まされます。
男性更年期の症状も女性と同じ様に、動悸・頭痛・発汗・ホテリ・のぼせ・手足のしびれなどが現れる。倦怠感や無気力・不眠・うつなどの全身症状や精神症状のほか、自律神経失調症状も加わる。」(http://kounenki.tn-73.com/2006/07/post_10.html
 ですが、個人差があるようです。更年期というのは男性ホルモンの分泌が減ることで起るそうで、色白で痩せ型で血圧が低いというタイプは、症状が重いという傾向があります。漫画家のハラタイラさんは更年期の重かったことで有名だそうです。更年期なんか全然ないというのは、色黒・がっしり型・太型・血圧が高く・はげという人つまり男性ホルモンが多い人です。
 うつ症状の直接の原因は脳の中の伝達物質セロトニン不足ですが、セロトニンのもとになるのがトリプトファンで、これを補うにはトリプトファンに変わりやすいタンパク質が必要なのだそうです。マグロの赤身、牛肉の赤身がいいそうですが、毎度毎度そんなもの食べたくもない人は、納豆とそれを吸収するためのビタミンB6を含むバナナがよいそうです。
 真ん中の漢方薬は、お医者さんが出してくれたツムラ26番です。「桂枝加竜骨牡蠣湯」です。これも更年期に伴う諸症状を穏やかに直すのに有効だとのことです。安くてほのかに甘い薬です。桂枝はシナモンで気血不足を補い、竜骨は恐竜とかサイとか牛の骨の化石です。牡蠣はカキ殻の粉です。小鳥にカルシウムを取らせるボレー粉というのがありますね。竜骨と牡蠣殻は不安定になりがちな精神を穏やかにするそうです。
 あと、お医者さんのお勧めで、タマネギの皮の粉。含まれるケルセチンが血液がさらさらになるとかいうことです。
 50歳あたりは、仕事も充実、ストレスも充実する時期と、からだが変わる時期が重なります。お互いオジサンたち、健康に気をつけて、主のためによい働きをしたいものですね。