藤田兄から7月7日中日新聞に掲載された南佐久郡川上村の記事を教えていただいたので転載します。川上村は、戦後の高原野菜としてのレタス発祥の地。
レタス 甘み光る 川上
出荷量日本一を誇る長野県東部の川上村でレタスが収穫期を迎えた。照明の光に照らされた畑で、農家は未明の暗いうちから収穫作業に追われている。
標高一、三〇〇㍍の高原野菜の里は、一面にレタス畑が広がる。寒暖差が激しく、強い甘みが人気。さらにシャキッとした食感を保つため、水分が抜けてしまう日中前に収穫できるよう、畑には照明設備を設けている。
樋沢地区にある今井大貴さん(四五)方では午前二時から作業開始。トラクターのヘッドライトも点灯し、手際良くレタスを刈り取り、その場で箱詰めした。
「朝採りを生で食べてもらうのが一番うまい」と今井さん。収穫は十月中旬まで続く」