苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

ピーッピーッピーッ、火事です!

 今日は長男の誕生日で、夕飯は本人の希望で、自宅で焼肉パーティとなった。兄が来たとき、借りたホットプレートでお好み焼きを作ってもらったあと、これは便利だと買って一度使って以来、使っていなかったホットプレートを運び出して、いろいろ準備して、さていよいよ焼肉。その前に煙が立つのを抑えるために水を焼肉プレートに下に入れる。準備完了。あれ・・でも余熱に10分待たねばならない。
 ハッピーバースデー・トゥ・ユー
 ハッピーバースデー・トウ・ユー
と歌って、長男のこの歳の祝福をお祈りをしてから、さて・・だがまだ焼き始めるのにあと6分。
 ああ、その前に、筆者の好物のサザエを三つつぼ焼きにした。筆者は四月が誕生日なのだが、その季節になるとかならずしもサザエが手に入らないので、家内が買って来てくれたのだ。それでつぼ焼きから食べ始める。つぼ焼きを食べたことのある人なら、ご存知のように、中身をニュルニュル引っ張り出すと、すごい姿をしている。紀州の漁師さんはあの尻尾のほうを、ク×ヒモという。丸ごとかぶりつく、歯ごたえと苦味がいい。「うわー、すごいの食べるね」と、サザエのつぼ焼きを食べるたんびに信州育ちで海のものをしらない妻や子どもたちにそういわれる。だが、今年は少し様子がちがって、長男が「ぼくも食べたい」というので一つ上げた。丸ごと食べた。うーん、大人の男になったな。次男も食べるというが、「ぼくは、白いところだけ食べたい」という。まだ子どもだなと言いながら、一つ。それでク×ヒモだけが残ってしまったので、「兄ちゃんにあげる」と次男が言ったら、長男は断っていた。しかたないので、ロダにやったら、ロダは食べたそうにしながら、鼻をひくひくさせてなかなか食べようとしない。真っ黒で不気味なのか。
 さて、余熱10分すぎていよいよ焼肉だ。肉は、牛カルビ、豚バラ、そして、先日もらったイノシシだ。ピーマン、たまねぎ、さつまいも・・・詳しく書くひまがない。・・さんざん食べているうちに、煙がめだち始めた。煙防止の水がなくなってしまったのだ。やかんに水を入れてきて、プレートを引き出してジャーっと注いだ。するともうもうと湯気が立った。突然
「ピーッピーッピーッ、火事です!
 ピーッピーッピーッ、火事です!
 ピーッピーッピーッ、火事です!」
と火災報知器が騒ぎ始めた。天井である。手が届かない。椅子を引っ張り出して、妻がボタンを押そうとしたら、自動的に声がやんだ。

あーびっくりした。
火災報知器ってほんとに鳴るんですね。