苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

「ただちに健康被害はない」とは

  枝野官房長官が連発している「ただちに健康被害はない」とはどういう意味か?「いずれ健康被害はあるかもしれないが、今ただちにではない」という意味です。「ただちに健康被害ない」というのは当たり前で、セシウムストロンチウムによる白血病は4〜5年後、ヨウ素による甲状腺ガンの発生は5〜10年後と言われているからです。
 意地悪な見方をすれば、弁護士である枝野氏は将来裁判で嘘を言ったと告発されないために、巧妙にこのせりふを考えたということになりましょう。好意的な言い方をすれば、官房長官が言いたい本音は、「特に成長期の子どもたちには将来を考えて安全なものを食べさせ、安全なものを飲ませましょう」というメッセージでしょう。 セシウム、スロトンチウムは防げませんが、ヨウ素については日本人は海洋民族で日ごろからわかめや昆布を通して、安定ヨウ素を摂取しているから大丈夫という楽観説がありますが、乳児や幼児がわかめや昆布などそんなに食べてはいるとは思えませんから、怪しい話だと思います。
 だとしたら気休めだという批判は知っていますが、それでも乳児のお母さんはせっせととろろ昆布を朝のお味噌汁に入れて召し上がってはどうでしょうか。それでなくても、おいしいものです。私は小さい頃、味噌汁やうどんに入れたり、おにぎりに巻きつけたりしてよく食べました。冷奴にのせてもおいしいですよ。でも、おいしいからといってとろろ昆布だけむしゃむしゃ食べると、おなかの中で膨らんで苦しくなりますから、ご注意。それから、買いだめはやめましょう。
 それに40歳以上は、どうせガンは一番ポピュラーな病気ですから、あのズルズルした食感が好みでない人はあえて食べる必要はないでしょうね。ズルズルがストレスでガンになったりして・・・なんてことはないでしょうが。


浜岡原発震災を防ぐ全国署名にご協力を!
クリック⇒http://www.geocities.co.jp/genpatusinsai/