三陸海岸でカキを養殖なさっていたオイスター・ファームの畠山重篤さんのブログが、3月11日の朝の更新以来、途切れてしまった。それから数日間、何度か開いてみたけれど、更新がなかったので、これは亡くなられたのだとばかり思っていた。そのあと私の身辺はばたばたと忙しくなってしまった。
昨日、三陸海岸のあの美しい風景のオイスター・ファームのトップページを見たくなって久しぶりに開いてみると、畠山さんは生きておいでだった。たいへんな経験をなさり、カキ養殖のためのすべてのものを流されたとのこと。しかし、ご家族の中ではお母様を失われたとのことだった。お慰めすることばもない。
だが、生きておいでだった。長い時間はかかっても、三陸のカキ養殖をかならず再開すると念じて、畠山さんは息子さんたちと歩き始めようとしておられる。
http://d.hatena.ne.jp/mizuyama-oyster-farm/
<追加>信州からの岩手・三陸救援ボランティアは、昨夜おそく信州に無事帰還しました。当教会のS兄と息子もどちらも元気です。お祈りくださったかた、感謝します。