苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

みこころを知る

 すでに書いたことかも知れないが、自分の人生に対する神の御心を知るために心に留めて祈るべき3つのことをここにメモしたい。
 第一は、私にも主のためにできることはなんだろうかと考えること。キリストのからだである教会のひとえだとして、私を召された以上、なにか私にもできる働きがあるはずである。
 第二は、私にしかできないことはなんだろうかと考えること。キリストのからだは多様である。特に私に神様が与えておられることはなんだろうか。
 第三は、今ならばできるけれど、10年後には出来なくなっていることとはなんであろうか。私たちは歴史的な存在であるから、時をわきまえなければならない。
 この三点を心に留めるということは、神学生の時代に宮村先生に教えていただいたことである。多様にして一つであるキリストのからだなる教会が、歴史の中を歩んで行く。そのような聖書的な観点をみごとに包含したみこころの尋ね方であると、私は思う。