豚インフルエンザがメキシコで発生し、瞬く間に米国にヨーロッパに、そしてついに今日のニュースでは隣の韓国にも飛び火したというニュースが報道されている。世界が一つになっていることを実感させられる。
ところで、大杉至牧師のブログ「大杉至の雑感」を読んだのだが、豚インフルエンザ流行にともなって、厚生省が集会自粛要請のガイドラインなるものをまとめている。厚生省としては国内発生から小康状態にいたる二ヶ月くらいを考えているという。不特定多数が集合する場合、その自粛要請対象となるそうである。
大杉牧師が言われるように、国からの指令でそうするということではなくて、教会が自らの判断としてどうするのかを決めるという教会の自律ということがとても重要なポイントである。大杉師の判断では、40名程度の教会の通常の主日礼拝は不特定でもないので、集会自粛要請対象ではないと思われるが、不特定を集める大集会は自粛を考えるべきではないかとのこと。百人以上の会衆を集め、いつも新来会者にあふれている教会はいかがなものか。
また、大流行となれば、通常の礼拝であっても、入り口でマスク着用とか手洗いとかの配慮が必要となるのではないか。
いろいろなことがあるが、もう一度確認したいのは、国や自治体に言われてでなく、教会が神の御前で、良心的・自律的に判断をし、行動をするための備えをすることである。小海キリスト教会もあしたは役員会なので、このことを話し合わねばならない。
大杉牧師はもと製薬会社の研究員である。読者は大杉先生のブログを参照していただきたい。
「大杉至の雑考」http://zios.seesaa.net/
厚生労働省新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/