苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

賛美歌

子ノーミン特別賛美「スピリット・ソング」

今日はペンテコステ。復活後、天にのぼって御座に着かれたイエス・キリストが、助け主である聖霊を教会に注がれた記念日である。説教は使徒の働きから、私がこれまでした説教の中でもっとも長い説教題「エルサレムからアンテオケへ、アンテオケからエルサレム…

賛美について5  ハレルヤ・コーラス

「祈るとき、異邦人のように同じことばを、ただ繰り返してはいけません。彼らはことば数が多ければ聞かれると思っているのです。」と主イエスはおっしゃった。「では、ヘンデルのハレルヤコーラスはどうなのでしょう?」と問いかけられた。たしかに、ハレル…

賛美について5 御名を呼ぶ

どうも「賛美論」というと、議論になってしまいますね。議論がかならずしも悪いことだとは思いませんが、9月30日の記事のなかで伝えたかったところが置き去りにされているので、もう一度書きます。 「(前略)・・・格別、主の尊い御名をとなえるときは、恐…

賛美論4 賛美するとき、異邦人のように同じことばをただ繰り返してはいけません

「ナムミョウホウレンゲーキョウ、ナムミョウホウレンゲーキョウ、ナムミョウホウレンゲーキョウ、ナムミョウホウレンゲーキョウ、ナムミョウホウレンゲーキョウ、ナムミョウホウレンゲーキョウ、ナムミョウホウレンゲーキョウ、ナムミョウホウレンゲーキョ…

賛美論3 賛美をするときには偽善者たちのようであってはいけません

神学校の同期生白石剛史牧師は神学校の卒論『教会音楽の本質とその周辺』で、カルヴァンの「賛美とは音楽をともなった祈りである。」という命題を引いて、そこから賛美論を展開していた。たしか東京基督神学校の紀要『基督神学』第5号に掲載された。白石師は…

賛美論2 賛美歌の歌詞について

人間と天使による神賛美の特質は、ことばを伴っているという点にある。ことばは、我々の心を、偶像崇拝に傾きがちな盲目的情動から解き放ち、神に向けさせる。聖書も「霊において賛美し、また知性においても賛美しましょう。」(1コリント14:15)と奨励…

賛美論1 音楽を偶像化してはならない

この際、賛美歌について聖書から教えられる所をメモしていきたい。多くは、筆者がかつて書いた「牧会者から見た教会音楽」と2009年春の小海キリスト教会修養会での話からの抜粋である。 「主をほめたたえよ。日よ。月よ。主をほめたたえよ。すべての輝く星よ…

サマリヤの女が歌う「君こそわが命」

主はユダヤを去って、またガリラヤへ行かれた。しかし、サマリヤを通って行かなければならなかった。それで主は、ヤコブがその子ヨセフに与えた地所に近いスカルというサマリヤの町に来られた。そこにはヤコブの井戸があった。イエスは旅の疲れで、井戸のか…