苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

氷川丸に乗りました

横浜にご奉仕にでかけたついでに、櫛田先生に案内されて、山下公園に繋留・公開されている氷川丸に乗りました。氷川丸は日本郵船が1930年に竣工させた日本の12000t級貨客船で、横浜―シアトルの北太平洋航路で長らく運航されたそうです。 3時15分頃に乗船して…

真間(まま)

宮村先生は現在、聖望キリスト教会の宣教牧師というお立場で、隣接地にお住まいである。筆者は編集会議のあと聖望キリスト教会のゲストルームに一泊させていただいた。翌朝五時半にはいつものように目が覚めてしまった。塚本虎二の『福音書』をもって散歩に…

上田の無言館

台風が来るというので、私も妻もそれぞれ予定がキャンセルになったので、前々から妻が「行ってみたい」と言い、私も「連れて行ってやりたい」と思っていた上田の無言館に行った。暴風雨は夕方からということなので、9時半に出発して二時間ほどで無言館に到着…

娘の旅立ち

(だいぶ以前の文章です。) 小学二年生の娘が転校することになった。引越したので、校区が北牧小学校から小海小学校へと変わったためである。二年生とは言っても、保育園からずっとクラス変えもなく五年間いっしょに歩んできたお友だちと別れてしまうのはさ…

モンゴルの話

矢田紫野先生が、4年ぶりに、モンゴルから戻ってこられて、宣教報告に来られました。スライドを見せながらの、いろんな土産話がおもしろかった。一同、一番うけたのは、モンゴル人の川の渡り方です。 モンゴル語学習のなかで、[〜を通って」という表現につい…

浜名湖バイブルキャンプ名物

昨日は浜名湖バイブルキャンプ名物爆賛(爆裂賛美)があった。全身をもって中高生たちが神様に賛美をささげていた。いやー、エネルギーがあまっているねえ。手を上げるのは当たり前だが、ジャンプする、その場で回る、そして、全員が渦になって走り回る。幼…

HBC周辺

今、浜名湖バイブルキャンプに来ている。 自由時間、友人のM牧師といっしょに、午後、真夏の日差しが少し弱くなってから、キャンプ場の前の坂道を上って、林の中を抜けて散歩に出かけた。木々の種類は、信州のカラマツとはちがって日をさえぎる力があり、道…

信夫山―福島市訪問

家内と福島市に所用があり、二つの教会、教会関連施設を訪ねてきました。 新幹線の駅を降り立つと、緑豊かで、空の広い街で、信夫山(しのぶやま)がその真ん中にあります。標高275メートルですから、そびえているという風情ではなく、おおきな里山として、…

放蕩息子の譬え: 「父」が指すのはイエス

昨日、生駒めぐみ教会の午後の集会に、奈良の兄姉が聞きに来てくれた。すべてのご奉仕を終えたあと、姉の家で炭焼きのホタテなど夕飯に舌鼓を打ち、久しぶりに楽しい語らいのときに恵まれた。かつて義兄と姉はだいぶものの考え方のちがった二人だったが、い…

生駒めぐみ教会で

昨日から生駒めぐみ教会でご奉仕でした。土曜日は、「聖書から原発と明日のエネルギーを考える」というテーマでお話をしました。原稿は、すでに本ブログで4回にわけで公開したものです。関西方面は、原発問題について関東のようには関心がそれほど高くはない…

イノシシの鼻の穴に注意!

昼食のテーブルで妻から危ないことを聞いた。教会の姉妹が散歩道でイノシシを見かけたという。イノシシは危ないのだ。特に、あの鼻の穴が。 もう30年近く前、伊豆のイノシシ村に行ったことがある。人間が通る道は、イノシシがいる広場よりも1メートルばかり…

鉄人28号

正月に見舞った神戸の義姉は大手術をしたので、どうなることかとずっと心配して家族で祈っていたが、四日の朝訪ねてみるとリハビリが始まっていて、その昼には点滴の管がとれて口から全粥が食べられるようになり、夕方にはことばも出るようになってきて、な…

クイズ

神戸にあるものです。これはなんだかわかりますか?コメント欄に答えをください。

さくら貝

神学校卒業の1985年3月、大樹君と能登の教会の訪問に出かけた。能登の増穂浦の浜でさくら貝を拾った。実物はほんとうに桜の花びらほどの大きさしかない。 左下は小さな子どものヒオウギ貝。 さくら貝の歌 作詞:土屋花情、作曲:八洲秀章1 美わしきさくら…

ふるさとの海

(須磨海岸と鉢伏山) 兄と須磨の海岸に出かけた。子どものころ、よく歩いて須磨海岸まで泳ぎに行ったものだった。海の水は子どものころに比べると、格段にきれいになっている。当時は、なりふりかまわぬ高度成長期で海も汚れていた。須磨の海岸から南に向け…

ふるさとの山

「ふるさとの山はありがたきかな」という。3年ぶりに神戸に帰省して、須磨にある兄の家に泊めてもらった。兄の家は六甲連山の西端の山のふところ、山陽電車板宿駅から10分のところにある。日ごろ暮らしている信州ののこぎりのような若々しい山並みとはちが…

おみかの滝

ある晴天の真夏日、家から相木川を車でさかのぼって二十分、南相木小学校の前の「おみかの滝」に行った。昔、おみかという女性がここで命を落としたのだそうである。祠のそばには洞(うろ)ができた大きなケヤキの木と、杉の巨木が二本立ち、うっそうとした…

日本福音同盟(JEA)総会

JEAの総会のため、昨日今日と静岡県掛川に出かけていた。緑が美しかったが、樹種が信州の落葉松(カラマツ)とはまったく違っていた。楠木がとても多くて、故郷の神戸を思い出した。筆者の母校の北須磨小学校の校歌にもくすのきが歌われていた。 楠のこず…

草鞋の歌 旅の歌

若山牧水の『草鞋の歌、旅の歌』のなかに、小淵沢駅、野辺山が原、松原湖という名を見出した。「富士の裾野の一部を通つて、いはゆる五湖を廻り、甲府の盆地に出で、汽車で富士見高原に在る小淵沢駅までゆき、そこから念場が原といふ広い広い原にかゝつた。…

エジプト展→動物園→松代大本営 遠足

5月3日は教会の兄弟姉妹20名でバス遠足に出かけた。バスの運転は行きも帰りも博彦さん。マイクロバスかと思ったら本格的なバスでまずびっくりした。長野インターまではバスは快適に走った。車中では、中学生が用意したビンゴゲームをした。テーマは「動物…

25年ぶりの金沢

金沢に出かけたのは25年ぶりのことだった。前回は、キリ神卒業の春3月に大樹君といっしょに帰省をかねて卒業旅行をしたときである。金沢、能登の七尾、珠洲を訪ねた。今回は小海線で小諸、小諸からしなの鉄道で長野、長野から信越線で直江津、直江津からはく…

房総は花盛り

2月6日午前中は寒風吹きすさぶ中、一生懸命雪かきをして、主の日に備え、そのあと、よんどころない用事があって新幹線で東京、そして高速バスで海底を通って、房総半島の先っぽに出かけた。バスからあちこちに黄色いものが見えた。なんと菜の花だった。聞け…

仙台訪問

教団の会議で、月曜は東京、火曜日は仙台に行った。仙台駅で思い立って、橋本御夫妻に電話を差し上げたら、なんと会場となった仙台のぞみ教会のすぐ近所がお住まいだということだった。会議が終わると、雪がちらつく中、ご夫妻でむかえに来てくださり、一泊…

別所沼公園

所用で浦和に出かけた帰り道に、思いがけず素敵な公園がありました。中浦和駅にほど近い埼玉県立別所沼公園。どこまでも平らな関東平野の殺風景な街に、こんな公園があって、沼には水鳥が浮かび、釣り人が糸を垂れています。聞けばヘラブナが釣れるのだそう…

娘と、札幌・小樽を訪問

先週土曜日から、昨日にかけて一週間、娘を連れて北海道に行ってきたので、ブログ読者のみなさまにはご無沙汰しました。 今回は、JECA北栄キリスト教会での礼拝説教奉仕と午後の信徒神学講座のお話、北海道聖書学院での集中講義とチャペル奉仕、そして北海道…

札幌での伝道会議

21日から始まった札幌での日本伝道会議に出席して、昨夜、帰宅した。2000人も会議に参加し、朝はナレンドラ先生というインドの牧師さんのメッセージを聞き、そのあとさまざまな分野に分かれての会、夜は聖会というパターンだった。 私は、こういうたくさん人…

岐阜 長良にて

昨日、今日と長良キリスト教会で、創世記1章から3章から、四回にわたってお話をさせていただいた。総合主題は「神の栄光をあらわす人生」 第一回目は神の摂理の下に生きることについて、第二回目は聖書から見た環境問題、第三回目は結婚生活について、第四回…

中央線を走りながら

久々に小海から野辺山、清里をへて小淵沢に向かう小海線に乗った。岐阜長良キリスト教会にご奉仕にうかがうためである。雨に洗われた緑の美しいこと。いつでもイノシシや鹿が飛び出してきそうな線路である。中央線も小淵沢から茅野はなかなかよく、塩尻から…