苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

平和

ドイツ人の魂

小塩 節先生の「人の望みの喜びを」から。 さて、その直後ミュンヒェンにもどり、日本から訪ねてきたある知人の頼みで、プロテスタント教会の日曜日の夕拝に出かけた。夕拝を守るところは少ない。やっと探しあてたのは人影もない裏通りの、ふつうの建物の中…

吉村昭『プリズンの満月』

私は学生時代のようには小説を読まなくなってしまったが、十年ほど前から吉村昭さんの作品だけは好んで読んできた。その無駄な装飾をいっさい削ぎ落し、克明に誠実に歴史の事実に基づいて書くことに努める文体が好ましい。 『プリズンの満月』は、先の大戦後…

平和の詩「生きる」

沖縄全戦没者追悼式 平和の詩 沖縄県浦添市立港川中学校3年 相良倫子さん(2018.6.23) 感動しました。びっくりしました。何に驚いたかは、動画をご覧になればわかります。 生きる私は、生きている。 マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、 心地よい湿気を孕…

辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』

先の敗戦後、ソ連軍は1945年2月米英とのヤルタ協定に基づき、日ソ不可侵条約を一方的に破棄して、対日参戦して満州に侵攻した。ソ連軍によってシベリヤに抑留された人々は57万5千人。氷点下30度を下る極寒の中での強制労働によって失われた生命は、厚生労働…

動物会議条文

山本直樹さんに教わりました。 ケストナーの「動物会議」です。 国家の代表たちが署名した条約の文句はこうでした。 「われわれ、世界のすべての国の責任ある代表者たちは、生命財産にかけて、つぎの諸点を実行する義務をおう。 1 国境のくい、国境のみはり…

戦後7日間の樺太地上戦

苫小牧には、戦後、樺太からソ連軍の銃弾にさらされながら、逃げてきた人たちが多いのです。樺太の王子製紙の工場に勤めていた関係で、苫小牧の王子製紙に身を寄せたという人が多いからです。 8月15日から7日間、樺太では、大本営からの無条件降伏の通知があ…

【全文】翁長知事の平和宣言

沖縄を襲った史上まれにみる熾烈(しれつ)な戦火は、島々の穏やかで緑豊かな風景を一変させ、貴重な文化遺産のほとんどを破壊し、20数万人余りの尊い命を奪い去りました。 私たち県民が身をもって体験した想像を絶する戦争の不条理と残酷さは、時を経た今…

ファシズムの初期症候

「ファシズムの初期症候 / Early Warning Signs of Fascism(日本語訳版)」 (ローレンス・W・ブリット起草/米国・ホロコースト博物館展示パネルより) 今の日本、危なくなっていますねえ。

国々の指導者のために祈ろう

2:1そこで、まず第一に勧める。すべての人のために、王たちと上に立っているすべての人々のために、願いと、祈と、とりなしと、感謝とをささげなさい。 2:2それはわたしたちが、安らかで静かな一生を、真に信心深くまた謹厳に過ごすためである。 2:3これは、…

三笠宮『帝王と墓と民衆』(光文社)『わが思い出の記』から

「私の信念が根底から揺り動かされたのは、実にこの1年であった。いわば「聖戦」というものの実体に驚き果てたのである。罪もない中国の人民に対して犯した忌まわしい暴虐の数々は、いまさらここにあげるまでもない。かかる事変当初の一部の将校の残虐行為は…

元自衛隊員、泥憲和さん「集団的自衛権は売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んで行くことです。」

元自衛官(防空ミサイル部隊所属) 泥 憲和さん 突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。 集団的自衛権に反対なので、その話をします。 私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。 日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。 いま…

国民のための国家か?国家のための国民か?

「国民の生活が大事なんていう政治は、わたしは間違っていると思います。」(自民党稲田政調会長) じゃあ、何が大事かといえば、国家だそうです。国家のために国民が命をささげるのが、稲田さんのいう道義です。つまり、国家崇拝。 ナチスに加担したドイツ…

国会議員一覧表

リンク先に国会議員一覧表があります。 あの無法な安保法採決に対して、賛成したか、しなかったのか? 「日本会議」「神道政治連盟」という右翼団体に加盟しているかどうか? そして、連絡先があり、HPがリンクされています。 意思表示をする上で、とても便…

原則と例外・・・「憲法守って国滅ぶ」というプロパガンダに対して

憲法学者木村草太氏の話を聞いたので、その趣旨をここにメモしておく。 第204条 人の身体を傷害した者は、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。 とある。これが傷害罪の原則。この原則からいえば、例えば歯科医が患者の抜歯をすることは傷害罪にあ…

アニメ「戦争のつくりかた」

改憲するために戦争?

「日中開戦『僅か5日』で敗北、米国は尖閣を見捨てる」という論文をリンク先で読みました。米国の権威ある外交専門誌「Foreign Policy」に掲載された尖閣諸島を舞台とした日中衝突、日米同盟の顛末についての机上演習の結果が記されています。 http://agora…

マニラの悲劇

明仁天皇ご夫妻がフィリピンを訪問された。文屋善明引退司祭の文章を引用しておく。 昨日、天皇陛下ご夫妻が、フィリピンの無名兵士の墓に花束を捧げて慰霊された。そのことをフィリピンの人々は大変喜んだとのことである。 実は、私たちは、あまりにもフィ…

コーポラティズムについて

必読!! 沖縄・翁長知事の意見陳述全文 2015年12月2日

沖縄県知事翁長知事の辺野古基地建設をめぐる裁判の意見陳述です。沖縄の歴史、現状を私達はきちんと知るべきですね。私は過去の歴史はいくらか学んでいましたが、沖縄の経済の現状について、誤解していました。 (沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先をめぐ…

「安倍総理が自衛隊の最高司令官。これが一番怖い!」

こんな記事を見つけました。ごもっともです。 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/264267 「ある自衛官は、『安倍総理が最高司令官ということが、一番怖い。イラク戦争ではパウエル以下、軍トップは皆、反対したが、ブッシュ、チェイニーらのシビリアンが強…

南京で何があったのか?それは、200人の兵士たちの証言と、陣中日記31冊で実証されている件

南京虐殺の事実は、従軍した兵士たちの陣中日記31冊と証言で実証されています。現政権は、発言のすべてがウソであるという一点において首尾一貫していますね。事実に向かい合えない精神の虚弱さと言うのか、不誠実さというのか。

米軍が日本に駐留している目的

米軍が日本に駐留している目的は、日本の国防のためであると思いこんでいる人は、どうぞご覧ください。

「今回の安保法制に反対するのは、国防について無責任だ」というのは逆さま

「安保法制に反対する人は、国防について無責任だ。」という主張をなお聞くことがある。事実は逆である。安保法制に賛成する人こそ、国防について無責任である。なぜか? 1.米国がA国と戦争しているとき、自衛隊が集団的自衛権行使として、A国を攻撃したら…

再掲載 私たちが九条を失うとき

(2014年5月19日の記事に追記をつけた) 「解釈改憲」よってであれ、本格的改憲によってであれ、憲法9条を失う時、私たちの国には具体的に何が起こるだろうか。(1) 9条を失うと、新自由主義経済政策で作り出されたワーキングプアが自衛隊(国防軍)に就…

記事紹介:安保法成立―ほくそえむアメリカと経団連

憲法9条を掲げながら、このままでは、わが国は「死の商人」になってしまう。 リンク先をどうぞ http://hunter-investigate.jp/news/2015/09/post-763.html

戦争法強行採決で、安倍晋三首相他が刑事告発される

安倍晋三首相他が、松山地方検察庁に、刑法第193条 公務員職権濫用罪(第25条汚職の罪)、および、刑法第247条 背任罪(第37条詐欺及び恐喝の罪)で刑事告発されました。 一国の首相が刑事告発されなければならないとは、なんと残念な事態でしょうか。 こち…

福山哲郎 「戦争法案」採決に際して反対討論  と  斉藤隆夫の「反軍演説」

福山哲郎議員 (2015年9月19日) 「日本では、少なくとも40年以上、総理大臣や閣僚が、集団的自衛権の行使はできないとしてきた。歴史の歩みを軽んじ、法的安定性を壊すことに、なぜこんなに鈍感なのか。法案は、立憲主義、平和主義、民主主義を守ってきた…

「戦争法制」成立にあたって

本日、憲法違反の安保関連法制が参議院においても強行採決された。安倍政権によって、戦後70年の憲法9条のもと専守防衛に徹してきたわが国のあり方は変更させられた。この法制が違憲であることは、すでに国民周知のことである。憲法の下にある権力者が、自ら…

「おかしいだろ これ」  新潟県弁護士会 声明・意見書 安全保障関連法案の採決強行に抗議し、同法の廃止等を求める声明

新潟県弁護士会 声明・意見書 安全保障関連法案の採決強行に抗議し、同法の廃止等を求める声明2015-09-19平和安全法制整備法案及び国際平和支援法案(以下あわせて「本法案」という。)は、今月17日、参議院特別委員会において、総括質疑が省略される中、議…

日本ペンクラブ声明 「安保関連法の審議やり直しを求める」

日本ペンクラブ声明 「安保関連法の審議やり直しを求める」 安保関連法が今朝未明、参院で強行採決され、成立した。 安倍政権と与党による蛮行、愚行と言うべきである。 日本国憲法が戦争を放棄し、集団的自衛権の行使を禁じていることは自明であるにもかか…