苫小牧福音教会 水草牧師のメモ

聖書というメガネで、神が造られた世界と人間とその歴史を見てみたら、という意識で書いたメモです。

北海道聖書学院

f:id:koumichristchurch:20191129100919j:plain

 私が出講している北海道聖書学院の特徴について紹介します。

 北海道聖書学院は伝道者・牧師の養成を任務としており、聖書信仰に立つプロテスタント超教派の神学校です。当校は、私の属する日本同盟基督教団では、東京基督教大学教会教職課程、聖書宣教会、新潟聖書学院とともに、認定校とされていて、卒業とともに教団の補教師受験資格が得られます。

 豊かな説教と教会形成のために、釈義神学・組織神学・歴史神学・実践神学にわたるオールラウンドな科目を提供しています。また、当学院は本科生は1学年5名、3学年で15名(ほかに短期信徒コース生と聴講生)という少人数制ですから、クラスの内外で質問しやすく、疑問に思うことをそのままにせず、しっかり実力を身に着けることができるということが大きな特色です。私は組織神学・現代神学を担当しています。

 本州の方たちにとって、北海道というと「行って見たいけれど遠いなあ」というイメージがあるかもしれませんが、羽田空港から新千歳空港はわずか1時間40分で、LCC航空券なら10000~14000円程度ですし、新千歳空港駅からJRで50分程度です。

 また、経済面についていえば、学費・寮費は下記の通りなので、卒業後、多くの借金をかかえて大変ということにはならないですむことも特色でしょう。

入学後の諸費用 

 入学後に要する費用は、以下の通りです。

 

   授業料    20,000円(毎月)×12回=240,000円(年間) 
   寮費

15,000円(毎月)×12回=180,000円(年間)

   食費

144,000円(年間:12回分割可)

  ※ただし、時価により変動があります

   海外研修積立費   

7,000円(毎月)×12回=84,000円(年間)

   傷害保険料(年間) 5,000円(参考:2015年度)

 

★神学と祈りと実践
 牧会経験豊かな教師・講師の少人数クラスで、堅実な聖書釈義力・聖書信仰に立ちつつ広い視野をもった神学的思考力を身に着けさせ、教会奉仕と寮生活で祈りと柔軟な実践力を養います。

*神学生の声

 https://www.hbi-wmc.org/%E5%AD%A6%E9%99%A2%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E7%94%9F-%E5%9C%A8%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%81%AE%E5%A3%B0/

*各神学分野を学ぶことの益
https://www.hbi-wmc.org/%E5%AD%A6%E9%99%A2%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E5%90%84%E7%A5%9E%E5%AD%A6%E5%88%86%E9%87%8E%E3%82%92%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E7%9B%8A/

★隔年で海外宣教地訪問します。


★アクセスLCC航空券なら、東京から3時間、約10000~14000円。

 

☆本科卒業をもって、日本同盟基督教団補教師受験資格が得られます。

 

神学生募集要領
◆本科生(3年制)
◆短期信徒コース生
(1年制.但し3年間まで修得可能)
◆聴講制度、春秋の夜間聖書講座、特別公開講座があります。
授業料・寮費の負担は軽い。・・・東京方面の神学校の半額以下。

詳細はそれぞれのHPをご覧ください。
https://www.hbi-wmc.org/%E5%85%A5%E5%AD%A6%E6%A1%88%E5%8…/…/
奨学金(貸与)、及び住宅手当・給付(奨学金貸与者対象)制度があります.

問合せ先

〒003-0831

北海道札幌市白石区北郷一条

3丁目1−61

 

電話:011-871-7892

FAX:011-871-7899

冬将軍

 先週土曜日から今週火曜日まで、異様な、でもありがたい暖かさでした。教会の95歳の姉妹のお葬式、シンガポールの友人の訪問、千葉の友人Y牧師の来訪と主日奉仕・月曜日・火曜日のHBIでのY牧師による講演会と続いていましたから。

 でも、今朝から急激に冷え始めて、札幌は午前11時ころから吹雪に見舞われました。苫小牧は雪はないのですが、19時現在、氷点下3.6度です。

 いよいよ冬が本格的になってきました。

白鵬のエルボースマッシュ

 横綱白鵬が優勝したけれど、遠藤と言う力士に対して、注意されている「かちあげ」を使ったことで、またも非難の声が上がっている。本来、かちあげは腕で相手力士の胸を押して状態を起こすわざだが、白鵬のそれは相手の顔面に対する肘撃ち、エルボースマッシュに見える。これはボクシングでも危険なので禁じ手とされている。

 注意を受けてからは白鵬はからだを鍛え直して、エルボースマッシュなしでも戦えるようになったので、すごい人だと感心していたけれど、やはり緊急時になるとついエルボースマッシュが飛び出すようである。白鵬のエルボースマッシュがなりをひそめていたので、遠藤も油断していたのかもしれない。

 禁じ手でないならば、相手力士も白鵬に対してエルボースマッシュで攻撃すればよいのに、と思うが、そこは上下関係の厳しい相撲社会であるから、下位力士が、横綱にエルボースマッシュをしてはいけないという不文律があるからできないのだそうである。「法の下の平等」が存在しない世界が、相撲なのだ。これでは、結局、乱暴者の横綱のやりたい放題ということになってしまう。本来ならば、エルボースマッシュを使わないと勝てないようなら、もう横綱の資格はないことを自覚して、さっさと辞めるべきなのだろう。相撲で「法の下の平等」がないのは、「法」以上に「徳」が求められているからだ。

 「徳」が理解されないならば、「法」で縛るほかなくなる。このような状況なら、上級力士しか使ってはならず、危険をともなうかちあげ(エルボースマッシュ)は禁じ手にするほかあるまい。

 

 

 

 

北海道聖書学院 講師・教師研修会

昨日、本日、HBIで山口陽一先生を迎えて、教師講師研修会でした。お題は「近代史から見通す、これからの日本の教会~大正から昭和へ、国体と教会・宣教をめぐって~」でした。

たいへん充実した内容の講演と、各講演後のグループディスカッションでした。

最後の講演のあと、三つのテーマが提示されていろいろと議論しました。

1.デモクラシーから全体主義

2.ナショナリズムの罠

3.歴史は繰り返す

 

苫小牧から札幌間は、少し遠回りですが北海道的な眺めの道を通って行き、楽しいときでした。

友あり遠方より来る

 今日と明日は北海道聖書学院(HBI)で、山口陽一TCU学長を迎えての研修会です。山口先生と私は東京基督神学校の同期で、日本福音土着化祈祷会の同志です。神学校1年生の秋から毎週月曜日の夕食後、日本の田舎で福音宣教にはげんでいる諸教会から祈祷課題を寄せていただいてお祈りをすること、また、福音土着のために学びをすることを目的とした会が「葦原」でした。卒業後数年の板橋での牧会の後、山口師は群馬県吾妻へ、私は練馬での牧会の後、長野県南佐久郡に赴き開拓伝道に携わり22年間小海キリスト教会にお仕えしました。今回の北海道での奉仕のため、彼が来るというので、土曜にうちに泊まってもらい、主の日のご奉仕をお願いし、合間に楽しいときをもちました。

 今朝は、北海道らしい雄大な風景を眺められる道を選んで、苫小牧から車で札幌の神学校に来た次第です。

 

 

体感温度

昨日は暖かかったのに、今日は吹く風が突然、冷たくなりました。今、温度はちょうど零度ですが、苫小牧は風が強いので体感温度は低いんです。

体感温度計算サイトというのがあるので、気温0度、湿度51、風速6mで計算してみると、なんとマイナス12.4℃。寒いわけです。

https://keisan.casio.jp/exec/system/1257417058